ロングテール
昨日、Freeについての論文を読んだが、クリス・アンダーソンのロングテールを実はまだ読んでいなかった。ただ、先日たまたまBookOffで見つけて積読してあったので、この機会に開いてみた。
一気に読み切った。要約すると「ネットは在庫コストがかからないから、ニッチも全てとらえて、ユーザ数を拡大しろ」ってことだと思う。
また、mp3.comの失敗で、「テールがいくらあっても、ヘッドが無ければ、ユーザは何を選べばいいかわからない」という話が興味深かった。当たり前なんだけど、テールよりもヘッドが重要なことには変わりない。
自分に関していえば、本は好きなのでAmazonでニッチな本は見つけられるが、音楽をITMSで探すのは相当しんどい。どう探せばいいかわからない。
そのあたりから考えると、やはりフィルタリングが重要なんだなと思う。
ただレコメンドもいいのだけど、それだけで選ばせられるのもちょっと味気ない。ちょっとぶらぶらしながら、自分の好きなものが見つかっていくような、ユーザー体験を与えられないものか。
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